犬はいつも、ただしい

犬はいつも、ただしい。

 

犬は、

目でみる。

耳できく。

はなでかぐ。

からだで、かんじる。

そうして、犬が出したけっかが、

今、きみがみている、犬のすがたなんだワン。

きみのたいどで、

犬が、おびえるのも、

犬が、おこるのも、

犬が、よろこぶのも、

犬が、みて、きいて、かいで、かんじて、

そのときの、きみのたいどに、犬が出したこたえ。

 

えがおもいっしょに、きおくする

ぼくは、さんぽしてるとき、ときどきたちどまって、

くうきのにおいをかぐのがすきだよ。

 

かぜにのってながれてくる、いろんなにおい。

 

なかまの犬のにおいや、

どこかのいえの、ばんごはんのにおい、

あめがふりそうなにおい、

たくさんのしゅるいのにおいを、

はなからすって、きおくしたり、ぶんせきするんだ。

 

そんなぼくをいつも、おかあさんは、

ニコニコわらって、みているよ。

 

ニコニコしてるおかあさんのかおも、

においといっしょに、きおくするんだ。

てんきよほうと、犬

ぼくの「みみ」は、ときどきかたむくんだワン。 

あめがふるまえに、よくこんなふうになるよ。

おかあさんはいつも、「ていきあつ」がきてるね!っていうんだ。

てんきよほうをみなくても、ぼくのみみで、てんきがわかるんだって。

 

こんなふうに、みみがかたむくときは、

ぼく、あまりちょうしが出ないよ。

 

きみの犬は、どうかな?

 

きょうは犬が「ちっともいうことをきかない」って思ったら、

もしかしたらそれ、おてんきのせいかもしれないんだワン!

オオカミには「のやま」がいるが、犬には人の「あい」がいる

ムツゴロウさんがいってたんだワン!

 

犬をかういじょう、心のひろい人でありたいね。

そのひろさの中に、犬がすむんだから。

いえのひろさじゃないよ。

心のひろさがいるんだよ。

 

 


広いいえにすんでも、ひとりぼっちはさみしい。

せまいいえにすんでも、かぞくといればうれしい。

かぞくのひろい心の中で、
あんしんしてくらしたいだワン。

「はな」は、「め」ほどに、ものをみる

きのうは、あさから「くるま」にのって、

とおいところへいったよ。

 

とうちゃくして、くるまをおりたら、

ぼくにむかって、あるいてくる「おとこ」

 

ぼくは、おもわず、からだをひくくして、みがまえたよ。 

そして、そばにきた「おとこ」の、

「ひざ」のにおいを、そっとかいでみた。

 

あれれれ?

 

なんだ!おにいちゃんだワン!

ひとりぐらしをするって、さよならしたおにいちゃんに、

ごようがあって、あいにきたんだって!

びっくりして、それから、うれしかったよ。

いがいなばしょで、いがいな人にあうと、

だれだかわからないもんだワンねぇ・・・。

 

でも、においですぐにわかったんだ。

 

犬は「においのせかい」でいきている。って、

人はよくいうけど、

ほんとにそうだと、ぼく、じぶんでも思っただワン。

 

 

犬の「はな」は、どんどん「におい」をかぐことで、

としをとっても、「においをかぐちから」は、

おとろえにくいんだって! 

 

ぼく、いつも「におい」をいっぱいかがせてもらってるから、

としをとって、もしも「め」がみえなくなっても、

おにいちゃんのことだって、とうさん、かあさんのことだって、

ちゃんとわかるから、だいじょうぶなんだワン♪